趣味のちょこっと計算

とまあ、最初は有限群の勉強と思ってブログを始めたのだが、それからコロコロと興味が変わってしまい、更新もごぶさたであった。

しかし…

最近、私の趣味の数学魂を刺激する次の2つの書物がでてしまったのだ。

数学基礎論

計算論のからみでロジックについてはちょこちょこ勉強していたのだが、今時このような本が日本で出版されるとは意外や意外。しかも内容は本格的と銘打っている。さっそく買い込んでぺらぺらページをめくると、おお、これは！ 集合論まで書いてある！ 出てくる例や演習が普通じゃない！ かなりそそられる内容だが、本棚の肥やしとしても立派にみえる（ぉぃ!）。 どれくらいself-contained なのかはまだわからないが、じっくりと取り組んでみたい。

もうひとつはこれ。

素数全書―計算からのアプローチ

これはもう、ちょこっと計算の宝庫である。演習問題がやたら多いし、研究課題として未解決問題も載せてある。本の厚さも値段もすごいが内容もすごい。たぶんこれで一生遊べるのではないだろうか。さっそく買い込もうと思ったが、和書はちょっと値段で躊躇して結局、AbeBooksで原書の中古品を購入。ごめんなさい朝倉書店さん。

さあ、これでネタの仕込みは十分だ！